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リハビリテーション科 外来リハビリ 小児部門「発達リハ」 〜医療法人 一視同仁会 札樽・すがた医院

発達障がい外来部門にてリハビリテーションを希望される方へ

当院では、お子さんの発達の遅れや発達の状態について知りたいなどの相談及び治療援助を実施しております。

発達に何らかの問題があると考えられるお子さんへの対応
なぜ、発達に問題が生じるのか?

原因の一つとして、脳がうまく働いていない可能性があります。そのために、先生の話を最後まで聞くことができない同年代の子供と仲良く遊べない、何かしようとしてもとても不器用である、いつもじっとしていられず落ち着きがないある特定の教科だけ成績が悪い言葉の発達が遅れているなどといったことが起こります。

このようなお子さんには、身体的にも精神的にも何らかの遅れが考えられますので、それらすべての面に対して発達を促すような治療及び訓練をする必要があります。
それでは、なぜ脳がうまく働かないのか?これにはいくつかの要因が考えられていますが、未だ不明な点が多いです。可能性としては、早産、低体重出生児、難産などによる出生時の脳の発育がうまく促されなかったことなどが考えられております。
どうしたらいいのだろう!!
一度、専門的な検査や治療を受けてみることをおすすめします。実際に検査をしても必ず問題があるかというとそうではありませんが、そのお子さんの得意・不得意分野がわかり、周囲への理解や対応方法についてお知らせできます。さらに検査によってお子さんの苦手な部分に対するアドバイスと支援方法を一緒に考えます。
受診の流れ

当院では,リハ医師の指示のもと、作業療法士・言語聴覚士・理学療法士が一人一人に合わせた内容でお子さんの発達を支援します。
相談・診察・リハビリテーションは予約制です。1回の診療時間は約40分を原則としております。

発達障がい外来部門にてリハビリテーションを希望される方へ
初めて受診される方へ
初めての方はまず電話でご予約下さい。
他の医療機関など利用されている方は紹介状をご持参下さると診察がスムーズです。
【初診時にお持ち頂くもの】
 保険証・母子手帳
以下ある場合、乳児医療証・紹介状
相談・予約受付窓口: リハビリテーション部 中黒宛
電話: 0134-23-8266 Eメール: sugata-reha@citrus.ocn.ne.jp

当院で提供される発達障がいのリハビリテーションとは

作業療法(Occupational Therapy:OT)

1980年代より,アメリカの作業療法士Ayers博士が開発した感覚統合療法を用いた作業療法を行います.作業療法とはさまざまな作業活動を通して体と心のリハビリテーションを行う治療方法です。例としては、子どもの好きな遊びを通して姿勢を良くしたり、手先の運動を通して細かい動作ができるようになったり、体がうまく使えないときに使い方を練習したりというようにあらゆる角度からそのお子さんに合った遊びを提供していきます。さらに、遊びを通してさまざまな感覚刺激を入れながら脳の機能を活性化させ、脳の働きを高めることで教科学習を含めた能力の向上を目指し、最終的には自立支援を一緒に考えていきます。

作業療法(Occupational Therapy:OT)

言語療法(Speech Therapy:ST)

何らかの理由で、お話しすること・理解をすること・コミュニケーションの発達に遅れや心配があるお子さんに対して、発達状況の確認(遅れの有無、どの程度の遅れがあるか、)を行い、必要に応じてことば・コミュニケ-ションの育ちが豊かになる様、お手伝い致します。

言語療法(Speech Therapy:ST)

理学療法(physical therapy:PT)

主に運動発達の遅れや運動障害のあるお子さんに対して、運動の基本的能力・日常生活動作能力の確認(遅れの有無、どの程度の遅れがあるか)を行い、必要に応じて運動機能促進、応用・代償運動の学習を促せる様、お手伝いいたします。

理学療法(physical therapy:PT)