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当院では、お子さんの発達の遅れや発達の状態について知りたいなどの相談及び治療援助を実施しております。
原因の一つとして、脳がうまく働いていない可能性があります。そのために、先生の話を最後まで聞くことができない、同年代の子供と仲良く遊べない、何かしようとしてもとても不器用である、いつもじっとしていられず落ち着きがない、ある特定の教科だけ成績が悪い、言葉の発達が遅れているなどといったことが起こります。
このようなお子さんには、身体的にも精神的にも何らかの遅れが考えられますので、それらすべての面に対して発達を促すような治療及び訓練をする必要があります。当院では,リハ医師の指示のもと、作業療法士・言語聴覚士・理学療法士が一人一人に合わせた内容でお子さんの発達を支援します。
相談・診察・リハビリテーションは予約制です。1回の診療時間は約40分を原則としております。
相談・予約受付窓口: リハビリテーション部 中黒宛
電話: 0134-23-8266 Eメール: sugata-reha@citrus.ocn.ne.jp
1980年代より,アメリカの作業療法士Ayers博士が開発した感覚統合療法を用いた作業療法を行います.作業療法とはさまざまな作業活動を通して体と心のリハビリテーションを行う治療方法です。例としては、子どもの好きな遊びを通して姿勢を良くしたり、手先の運動を通して細かい動作ができるようになったり、体がうまく使えないときに使い方を練習したりというようにあらゆる角度からそのお子さんに合った遊びを提供していきます。さらに、遊びを通してさまざまな感覚刺激を入れながら脳の機能を活性化させ、脳の働きを高めることで教科学習を含めた能力の向上を目指し、最終的には自立支援を一緒に考えていきます。
何らかの理由で、お話しすること・理解をすること・コミュニケーションの発達に遅れや心配があるお子さんに対して、発達状況の確認(遅れの有無、どの程度の遅れがあるか、)を行い、必要に応じてことば・コミュニケ-ションの育ちが豊かになる様、お手伝い致します。
主に運動発達の遅れや運動障害のあるお子さんに対して、運動の基本的能力・日常生活動作能力の確認(遅れの有無、どの程度の遅れがあるか)を行い、必要に応じて運動機能促進、応用・代償運動の学習を促せる様、お手伝いいたします。